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ルノーの開発はライバルより「1カ月遅い」

2014年03月16日(日)19:03 pm

レッドブルの4連覇を支えたはずのルノーのエンジンだが、V6ターボエンジン導入とともに一新した「パワーユニット」の開発はライバルたちよりも「1カ月遅れている」とルノーの責任者が認めた。

冬季テストが惨憺(さんたん)たる結果に終わったレッドブルはF1開幕戦が行われるオーストラリアの地で確かな進歩を見せつけたが、ルノーのレミ・タフィンは悲観的な見方を崩さない。

ルノーと同様にF1にエンジンを共有する他社、つまりメルセデスとフェラーリが同じルールの下で作り上げてきたものに驚きを覚えたのか、という『AFP通信』の問いに対するタフィンの答えはこうだった。

「いや、驚きはなかった」

「これ(メルセデスやフェラーリのレベル)こそ私たちが望み、想像したものであり、到達するべきものだ。ルノーはまだそのレベルに達していない。信頼性の問題があったためにやや後れを取ったのだ。1カ月程度、(開発が)遅れている」

メルセデスF1の非常勤会長であるニキ・ラウダは、顧客を完全に満足させているエンジンを作った会社はまだないと話している。

「(3社で最も高い評価を得ている)メルセデスでさえ、満足させていないんだ」と『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥン)』にラウダは語った。

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