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2014年F1、安全に対する大きなリスクがある新ルール

2014年03月16日(日)20:21 pm

ジャッキー・スチュワートは15日(土)、ルール改定によってF1にもたらされた新時代には安全面で非常に大きな懸念があると明かした。

「それはそれは、大きな問題だよ」

往年の名ドライバーで、3度の世界チャンピオンに輝いたスチュワートは、F1オーストラリアGPが行われたメルボルンで、ドイツ誌『Die Welt(ディー・ヴェルト)』に語った。

ドライバーの安全に対する意識が希薄だった1970年代から安全問題について取り組んできたスチュワートだけでなく、ジェンソン・バトン(マクラーレン)ら、現役のベテランドライバーもFIA(国際自動車連盟)のミーティングで同様の提議をしている。

彼らの懸念は100キログラムの燃料制限で、この制限があることにより、ほとんどのクルマがアクセル全開でレースをしている中、一部のクルマが燃費を抑えて走っているという事があるのではないかという事だ。

スチュワートは、「一番速いクルマより6秒遅く周回しているクルマがいるという事は、安全面での大きなリスクになる。F1で安全を語る際には、生きるかと死ぬかの話をしている事と同義だ」と説明する。

「私にはこの問題は明らかだが、関係者の安全に対する意識があまりにも低いことが理解できんよ」とスチュワートは締めくくった。

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