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142億円でニュルブルクリンク買収、F1開催は?

2014年03月13日(木)11:54 am

財政破たん状態となっていたドイツの名門サーキット、ニュルブルクリンクの将来に希望の光が差し込んできたようだ。報じられたところによれば、このほどニュルブルクリンクが1億ユーロ(約142億円)で買収されたという。

1週間前には、ニュルブルクリンクの買収に向けて、アメリカのマイアミに拠点を構える株式非公開会社のHIGキャピタル社が約6000万(約85億円)から7000万ユーロ(約100億円)の最高額で入札したと報じられていた。

だが、『Der Spiegel(シュピーゲル)』によって明らかにされたところによれば、実際に落札したのは、ドイツのデュッセルドルフに本拠を構えるカプリコーン社という自動車部品メーカーだった。

カプリコーンの代表者であるロベルティーノ・ワイルドは、記者会見を開いてこの報道を認めるとともに、「手の届く金額で」開催できる限り、ニュルブルクリンクでのF1開催を継続していくつもりだと語った。

『SID通信』によれば、カプリコーンは7,700万ユーロ(約110億円)の払い込みを行うとともに、すぐにサーキットへの投資分として2,500万ユーロ(約35億円)を投入することになるという。

ビルトは、ニュルブルクリンクは、アミューズメント・パークやジェットコースターなどは閉鎖することになるものの、それ以外については「原則的にはこれまで同様」に維持してゆくと語った。

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