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バリチェロ、マッサのタイトル争いに期待

フェリペ・マッサ（ウィリアムズ）は2014年のF1チャンピオンを狙える。

そう主張するのは、マッサと同じブラジル出身の元F1ドライバーであるルーベンス・バリチェロだ。F1で300戦以上を戦ったバリチェロがかつて所属したウィリアムズに、マッサは2014年シーズンから移籍した。

バリチェロ所属当時は低迷期にあったウィリアムズだが、ドイツの専門誌『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』はウィリアムズの2014年型車FW36がバーレーンで行われたテストでレースを想定した走行をした際、メルセデスAMGよりも速かった可能性があると分析した。

「ウィリアムズで、フェリペは大きなチャンスに恵まれている」バリチェロは『Globo（グローボ）』にそう語り、マッサの今シーズンをフェラーリから出てブラウンGPでチャンスをつかんだ自身の経験になぞらえた。

「マッサがうまくやってくれて、レースに勝利し、タイトル争いをすることを願っているよ。あの年（2009年）の僕のようにね」

バリチェロはブラジルのTV局の解説者として2014年開幕戦を現地で見守るため、オーストラリアに向かう予定だ。

「（開幕前）テストの情報もすべて追っていたし、ウィリアムズのクルマが見た目どおりの速さを発揮するのを見たくてたまらないんだ」

「今のところ、優位なのはメルセデスAMGだろうが、ウィリアムズにはチャンスがある」