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レッドブル、トラブル解決に向け「四六時中、奴隷のように作業」

2014年03月06日(木)17:21 pm

来週末に迫ったF1開幕戦オーストラリアGPに向け、レッドブルのスタッフは「四六時中、奴隷のように」働いている。レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコがこう明かした。

開幕前のテストではトラブルが頻発し、まともに走れなかったレッドブル。しかし、今季型RB10が速さを秘めているのは間違いないようで、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は「見事」と高く評価、ジェンソン・バトン(マクラーレン)も『Marca(マルカ)』へ次のように語っていた。

「何周かリカルド(ダニエル・リカルド/レッドブル)と一緒に走ったんだけど、彼はストレートで僕を抜けなかったんだ」

「彼は11コーナーでアウト側から僕を抜いていった。高速コーナーでだよ。あんなの今までに見たことない」

マルコによると、エンジン関連のトラブルを除けば、クルマのパフォーマンスはいい状態だという。

「我々のデータによれば、新パーツは期待どおりに機能し、クルマを進化させてくれた」

「コース上で順調に見えないのは、エンジンのソフトウエアによるものだ」と『Auto Bild(アウト・ビルト)』誌に語ったマルコ。『Bild(ビルト)』紙に対しては、次のように話していた。

「やることが山のようにある。特にソフトウエア担当の連中は、18時間シフトで四六時中、奴隷のように働くことになる」

「だが、共に勝利できる仲間は、共に激務をこなせる仲間だ」

今季タイトルの最有力とされるメルセデスAMGもレッドブルを警戒しており、メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフが『Frankfurter Allgemeine Zeitung(フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング)』へこう語っている。

「彼らが復活すると確信している。時間の問題だ」

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