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エクレストン、ニュルブルクリンク買収競争で敗れる

F1最高権威バーニー・エクレストンが、F1ドイツGPの舞台にもなっているニュルブルクリンク買収に動き出したものの、入札で負けていたことが明らかになった。

F1カレンダーから外される可能性があるニュルブルクリンク。耐久レースや自動車開発のテストにも使われる北コースを含め、自動車業界で伝説的なサーキットとして知られているが、現在財政難に陥っている。エクレストンはこのサーキットを5,000万ドル（約51億円）で買収しようとしたが、ほかの入札参加者がもっと高値をつけたのだった。

エクレストンはF1ビジネスに詳しいジャーナリストのクリスチャン・シルトに対して、別のニュルブルクリンク買収候補者に関する決定が近日中に下される予定だと述べている。

『City A.M.（シティーA.M.）』は、エクレストンの次のような発言を伝えた。

「ドイツGPは財政難に陥っている。私はオークションに行くと入札したくなる。私より高額の入札者がいることもあるがね。今どうなっているのかはわからない」