F1サーキットの設計者として知られるヘルマン・ティルケは、今年初開催が予定されているF1ロシアGP(10月12日決勝)に向け、サーキットの工事は順調に進んでいると語った。
先ごろ、ソチのサーキットはまるで建設工事現場を思わせる状態だという報道が行われたが、これに対しロシアGPの主催者であるオレグ・ザバラは、サーキットがすでに「91%完成している」と主張していた。
ドイツの『DPA通信』は、冬季五輪会場のそばには「瓦礫(がれき)と泥と工具」が目につき、そのかたわらに「観客席や(F1関係の)建物」も確認できると報じていた。
だが、近年の新F1サーキットのほとんどを手掛けてきたティルケは、「すべて予定通りだ」と語り、次のように続けた。
「非常に特別で、間違いなく独特な雰囲気が生まれるだろう」