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フェラーリが一歩リード、燃費や冷却において先行

2014年02月07日(金)18:09 pm

2014年F1シーズン序盤はメルセデスAMGが有利にレースを展開するのではないかと言われている。だが、伝えられるところによれば、フェラーリも新しいV6エンジンによるF1の新時代の幕開けに向け、一歩リードしているという。

ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』は、1月末に行われたヘレステストにおいて、フェラーリ製エンジンを搭載したF1カーが減速した際には、メルセデスやルノー製エンジンを搭載したライバルたちとは「非常に異なる」音を発生していたと報じた。

イタリアでささやかれているうわさによれば、フェラーリのエンジン設計者であるルカ・マルモリーニは、ドライバーがアクセルを踏んでいないときにエンジンへの燃料を遮断する際、単に燃費を改善するだけでなく、同時にエンジンブレーキの効果をも改善した独特のシステムを考案したという。

さらに、フェラーリが、ターボやエネルギー回生システムなどにより全てが新しくなったエンジンの冷却面において、他メーカーよりも一歩先行しているのではないかといううわさがささやかれる中、ヘレスで注目を集めたのはフェラーリのエアボックスとサイドポッドだった。

フェラーリのF1カーのレイアウトに関して質問を受けたメルセデスのエンジン責任者であるアンディ・コーウェルは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対して次のように答えた。

「冷却は非常に重要な問題となっている。パワーにとっても空力面においてもね。だから、この分野に関してはかなりの分析が行われたよ」

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