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ミナルディもメルセデスAMG有利のF1を予想

2014年02月06日(木)12:06 pm

1月末にヘレスで行われた初公式テストの結果を受け、かつてF1チームのミナルディのオーナーとして活躍していたジャンカルロ・ミナルディは、メルセデスAMGが今シーズン序盤をリードすることになるだろうと考えている。

メルセデスAMGの2014年型車W05は、ヘレステストにおいて最多周回数を記録するなどの安定感を示してみせた。これにより、多くの評論家たちが、V6ターボエンジンによる新時代の幕開けとなる2014年にはメルセデスAMGが有利にレースを展開しそうだと考えている。

ミナルディも『Speedweek(スピードウィーク)』へ次のように語った。

「私としては、メルセデスAMGが有利なのは間違いないと思っている。だが、フェラーリも非常に堅実なスタートを切った」

「もちろん、断定をするわけにはいかないし、バーレーンでの暖かい気候のもとで、それぞれのクルマがどういう走りを見せるのか非常に興味深く思っている」

そう語ったミナルディは、同様にメルセデスエンジンを使っているマクラーレンやウィリアムズ、そしてフォース・インディアなどに言及しながら、次のように続けた。

「だが、私は(エンジンサプライヤーの)メルセデスがもっともうまく仕事を進めてきただけでなく、彼らがパートナーであるほかのチームとも非常に密接に働いていると感じる」

さらにミナルディは、F1が迎えようとしているV6ターボエンジンによる新たな時代全般については、「少しばかり心配している」と認め、次のように続けた。

「クルマは、レースにおいてはGP2と同じくらいに遅くなるかもしれないし、勝者となるのは最も燃費走行をうまくやったドライバーであり、必ずしも最速のドライバーであるとは限らない」

「そうしたことによって、本当のファンが離れていってしまうのではないかとの見方もある」

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