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【KAMUI TV】可夢偉「募金のみでシート獲得」F1復帰までの経緯をファンに説明

2014年01月26日(日)1:30 am

小林可夢偉がこれまで配信してきたYouTubeチャンネルをリニューアルした。KAMUI TV(カムイ ティービー)第一弾として、これまでの経緯をファンに直接説明している。

■持ち込んだ資金はKAMUI SUPPORTの募金184,655,120円のみ
ケータハムのシートを獲得するために持ち込んだ資金は「KAMUI SUPPORTの募金」184,655,120円のみだったことを明らかにし、ファンに直接、感謝の気持ちを伝えている。
「KAMUI SUPPORT」のステッカーはどこかに貼られるということだ。

■交渉していたチームはザウバー
KAMUI TVの中で、これまで交渉していたチームはザウバーだったことを明らかにし、ザウバー代表のモニシャ・カルテンボーンが公表を嫌がったために言えなかったと説明した。
モニシャは持込み資金はいらないから乗って欲しいと言ったそうだが、ロシアのスポンサー関係の問題により実現しなかったということだ。

■ケータハムは可能性のあるチーム
「エンジンはルノー、ギアボックスはレッドブル」ということで、主要パッケージは王者レッドブルと同じこともあり、大きな可能性を感じているようだ。

■ケータハムの新ファクトリーは最新設備が整っている
最近ケータハムは新ファクトリーへ移転したが、可夢偉によると、設備はこれまで経験したどのチームよりも最新の設備が整っているそうだ。また、働いているスタッフは、320~330人ほどということで、ザウバーの280人を上回っているということも明かしている。

■トヨタの風洞利用に意欲と自信
昨年までフェラーリが使っていたドイツ・ケルンにあるトヨタの風洞施設だが、今年はフェラーリが独自の風洞を完成させたため、空いていた。そこでケータハムが今年からトヨタの風洞を使うことになったが、トヨタの風洞を「誰よりも知っている」と語り、意欲と自信を見せた。

■フェラーリのドメニカリは反対していた
ドメニカリはフェラーリに残ることを希望していたようで、そのままフェラーリ残ればプロのレーシングドライバーとして10~20年、報酬をもらいながらフェラーリでやっていけただろうと語ったが、まだ27歳、挑戦したい、とF1へのチャレンジを選んだ理由を明かした。

■契約書や固定ナンバーの申請書で書いたペンを1名にプレゼント
可夢偉が今回ケータハムと契約するにあたり新たに購入したという「パーカー」のペンを1名にプレゼントするという。このペンで実際に契約書へサインし、固定ナンバーを申請する際にも使用したという「幸運」のペンだ。応募方法は後日発表するという。

■KAMUI TVで今後もファンと交流
従来のレースウイークエンド曜日毎のコメントだけでなく、ファンからの質問に答えるQ&Aコーナーや視聴者プレゼント、ゲストを呼んでのトーク、トレーニングやプライベートの様子なども公開していく予定だという。

ファンの想いを受けてやっとの思いで再び掴んだF1シート、集大成とした今季は世界中のサーキットで活躍してくれることだろう。

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