2年間F1から離れていたものの、2012年に復帰を果たし、2年間をロータスで過ごしたキミ・ライコネンは2014年に、最も優れているドライバーとみられているフェルナンド・アロンソのいるフェラーリに移籍。フェラーリのナンバー1ドライバーであるアロンソに対しても気後れすることはないことを示してみせている。
先週、マラネロのフェラーリ本部を訪れていたキミ・ライコネン。2014年のF1最終戦にポイント2倍ルールが適用されることについて、次のように語った。
「それが現実さ。それがルールだし、否でも応でも、変わることはないからね」
また、ほかの多くのドライバーたちは、新しいV6ターボエンジンが発生する大きなトルクによって2014年にはかなり運転が難しくなるだろうと考えているにもかかわらず、ライコネンはそれについてもあまり難しく考えていないようだ。
「僕の感触としては、みんなが考えているほど違わないと思うよ。僕が間違っているかもしれないけれど、かなり簡単なだということが分かるんじゃないかな」
ライコネンは、フェラーリのロードカーのシートから水たまりをよけるように飛び降りて見せ、昨年受けた背中の手術が完全に成功したらしいことを示してみせている。