F1をめぐる贈収賄事件に関し、F1の最高権威バーニー・エクレストンは、ドイツで行われる裁判に出廷する意向であることを明かした。
ドイツの元銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーを巡る汚職事件の裁判に向けたエクレストンの準備は整ったようだ。エクレストンは、『Handelsblatt(ハンデルスブラット)』に対し、「間違いなく(裁判は)行われる」と語っており、裁判に出廷する意向であることも明かしている。
「私はそのつもりでいる。選択の余地はないからね。だが私はミュンヘンが好きだ。きれいな町だよ」と冗談も交えて話した。
「まだそのことについて考えるのは早すぎる」
「(ドイツのメディア企業)コンスタンティン・メディエンに起こされた民事訴訟では、4日間もオフィスを空けることになったが、それでも夕方と夜は仕事をこなせていた」
さらエクレストンは、今回の訴訟でバイエルン州立銀行と和解するつもりはないと断言した。
「それは間違っている。なぜなら、私は何ひとつ間違ったことをしていないからだ。私にとって大切なのは、自らの潔白を晴らすことだ」とエクレストンは語った。