セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、今年からF1に導入される固定カーナンバー制で「5」を選んだ理由を説明した。
今年ベッテルは、前年王者のみが使用を許されるカーナンバー1で戦う。しかし、もし5連覇を逃した場合、来年からはカーナンバー5でF1を戦うことになる。
ベッテルは『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』へ、カーナンバー5を希望した理由について次のように説明している。
「2001年にはカートで、カーナンバー5をつけていてとても調子が良かったんだ。だから選んだんだよ。2010年に初めてF1王者になっていたときも、カーナンバー5だったからね」
「それに、カーナンバー5でタイトルを取ったドライバーも何人かいる。ミハエル・シューマッハとか、ナイジェル・マンセルがそうだよね」
シューマッハは、年末に見舞われたスキーの転倒事故で現在もこん睡状態が続いている。しかし、ベッテルがカーナンバー5を選んだのは、シューマッハにささげるためではないと『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』は伝えた。同紙によると、ベッテルがカーナンバー5を選んだのは、シューマッハのスキー事故が起こる前だったとのことだ。