ミハエル・シューマッハによって作成された遺言書によると、10億米ドル(約1,034億円)に上る資産は、3人の家族にそれぞれ同額が遺されることになっているという。
アルゼンチンの日刊紙『Ole(オレ)』が伝えたところによると、シューマッハは2006年シーズン限りでいったんF1から引退したものの、2010年に再び復帰を果たしていたが、そのときに遺言書を作成し、署名をおこなっていたという。F1復帰当時はそれほどの覚悟をしていたということになる。
その遺言書には、10億米ドルに及ぶシューマッハの資産は、妻のコリーナ、16歳となる娘のジーナ・マリア、14歳の息子ミックにそれぞれ同額が分与されることが記載されているようだ。
今週月曜日の13日には、シューマッハの容体は依然として安定はしているものの、危険な状態から脱したわけではないと報じられており、1週間前から変化がない状況だ。
オーストリアの『Tages Anzeiger(ターゲス・アンツァイガー)』紙が13日(月)に報じたところによれば、シューマッハは、損傷を受けた脳の圧力を和らげるために現在は頭がい骨が取り除かれた状態になっているという。