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事故から2週間、シューマッハの容態に変化なく

2014年01月14日(火)13:05 pm

ミハエル・シューマッハの容態に変化は見られない、とドイツ紙『Bild(ビルト)』が伝えた。

昨年末のスキー事故で頭部を負傷し、人工的に昏睡(こんすい)状態に置かれているシューマッハ。夫人のコリーナさんから報道陣に対して報道の自粛を求めるコメントが出されてから約1週間が経過した。

シューマッハの容態は「重篤だが安定」と伝えられているが、その後コリーナさんからも、シューマッハのマネジメントチームからも、病院側からも公式の情報は出されていない。

世界中のモータースポーツファンが回復を願う中で、『Bild(ビルト)』は病院関係者からの情報として、シューマッハは安定していながらも重篤な状況にあり、「先日の医師の説明から、状況に変化はない」と伝えた。

また、さらなる脳内出血の危険性があるためシューマッハは再びスキャンにかけられているという。

「医師は、シューマッハの脳のどの部分が損傷し、どの部分が機能しているかを確認するつもりだ」

「シューマッハの容態に関する新たな発表がいつ行われるかは定かではないが、数週間、数か月が掛かる可能性もある」

そんな中で、元F1ドライバーのジャン・アレジが、シューマッハの容態について不用意な発言をしたフィリップ・ストレイフに苦言を呈している。

シューマッハが入院している病院を訪れたストレイフが、シューマッハは「命の危機を脱した」と明かしたため、病院側を含めた関係者たちが慌ててその報道を否定していた。

このストレイフの失態に、アレジは『RMC Sport(RMCスポール)』にこう話した。

「同じフランス人のドライバーがミハエル・シューマッハの容態に関する記者会見を行ったことに大きな落胆と怒りを感じた」

「(シューマッハの)家族に敬意を払ってそっとしてやるべきだ。特に、医師たちが仕事をできるようにしてやらなければならない」

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