フェリペ・マッサ(フェラーリ)が、F1ドライバーとして最後のレースを迎えることになるかもしれないと認めた。
ウィリアムズのパストール・マルドナードが、スポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)とともに2014年のロータスのシートを獲得する最有力候補となっていると伝えられている。そうなると、ブラジル最大の石油会社ペトロブラスの支援を受けるマッサが、それによってあいたウィリアムズのシートを獲得することになるだろうと見方が有力だ。
2014年にはキミ・ライコネン(ロータス)にフェラーリのシートを譲ることになるマッサは、愛する母国での今季最終戦F1ブラジルGP(24日決勝)までには契約を成立させたいと、ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』へ次のように語った。
「自分のキャリアがハッピーエンドとはならず、来年に向けて何も決まらない状態でブラジルでのレースを迎えることは受け入れられないよ」
しかし、32歳のマッサは、自分がレースを続けられることに自信を持っていると次のように続けた。
「この先どうなるだろうと考えて眠れなかったことなど一度もないよ」
「僕は落ち着いているよ。もう僕がフェラーリで続けることはないという発表があったときと同じようにね」
「絶対に何かが起きると信じているし、将来に向けて、いいチームを見つけられるよ」