レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるF1第16戦インドGP(10月27日決勝)に向けて意気込みを語った。
セバスチャン・ベッテル
「やさしいサーキットじゃないよ。いくつか複雑でリズムを崩しやすい個所があるんだ。もっとも難しいのはターン3に差し掛かる上りの部分かな。コーナーの頂点を見極めるのはほとんど不可能だからね。だから、ブッダ・サーキットで完ぺきな周回をするためには、運転の才能が必要だよ」
「ここまで、僕たちにとってはインドではすべてうまくいっていた。レースが終わったときにはすごく素敵なトロフィーももらえるから、今年もまたそれを手にすることができれば最高だね。僕の好きなサーキットだし、インドも訪問するたびに強い印象を受ける国だ」
マーク・ウェバー
「いろんな意味でものすごく独特な国だね。文化的にもいろんなものがあるし、とても景観が素晴らしい街もあれば、にぎやかな街もある。地元の食事もいくらか食べてみたけど、本当に美味しいんだ。もちろんスパイスは効いているけど、僕は全然平気さ!」
「サーキットはいいよ。非常によくできたサーキットだと思う。F1カーで本当に限界ギリギリの走りができるし、速いんだ。クルマとドライバーの能力がすごく求められるところだよ。以前のトルコのサーキットとかなり似ているかもしれないけれど、中間の区間はシルバーストンにとてもよく似ている。ものすごく高速なんだけれど、路面のうねりもある。そのうねりはすごくいいし、かなり気が利いているよ。僕たちにとって挑戦しがいのあるところにそれが仕込まれているんだ」