レッドブルが空力部門のナンバー1に引き続き、ナンバー2も失うかもしれない、とドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。
先日、レッドブルの空力部門責任者であるピーター・プロドロモウが、チームとの契約が満了次第マクラーレンへ移籍することが明らかになった。
プロドロモウとレッドブルの契約は2015年まであるとされ、移籍実現には若干時間がかかると見られている。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、「いかなる契約であれ、内容を明かすことはできないが、まだしばらくは有効だし、もちろん私たちも急いで彼を放出しようとは思っていない」と語った。
このたび、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、プロドロモウがレッドブルで率いる空力部門の“ナンバー2”もマクラーレンへ移籍すると報じている。しかし、具体的にナンバー2の名前は挙げていない。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、「1年後には、このふたりがどのチームで働いているかわかる」と述べている。
マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュも、プロドロモウの同僚と契約を結んだことを認めている。
「彼らと契約を交わしている」
「まだ、レッドブルとの契約下にあることを私たちは尊重しているが、時期が来れば、私たちと共に働くことになる」とウィットマーシュは語った。