AutoGPのタイトル獲得を目指して最終ラウンドに挑んだ佐藤公哉(ユーロノバ)だったが、レースに見事優勝したものの、惜しくもタイトルは逃した。
ランキング2位で最終ラウンドのブルノに挑んだ佐藤。レース1は4位でゴールしたが、ランキング首位のビットリオ・ギレッリ(スーパーノバ)が2位に入ったため、ポイント差が広がってしまった。
そして迎えたレース2、佐藤は優勝を果たしたものの、ギレッリが3位でゴール。最終的には9ポイント差まで追い詰めたが、タイトルはギレッリに奪われてしまった。佐藤はレース後、次のように語っている。
「タイトルを獲得できなかった失望は非常に大きいですが、この勝利をとてもうれしく思っています。最後まで戦い抜き、勝利し、ファステストラップも記録しました。チームと僕の実力を示せたと思います」
なお佐藤は、F1日本GPでザウバーの控えドライバーを務めることが決まっており、18日(金)にはザウバーがイタリアで行うテストのドライバーを務める予定だ。