NEXT...F1開催スケジュール

2014年F1、エンジン数ルール変更か

2013年09月30日(月)10:04 am

2014年F1カレンダーは、前代未聞の全22戦が組まれた。これまで決まっている2014年のルールでは、1シーズンあたり5基に規制されているV6ターボ・エンジンの使用が6基に増えるかもしれない。

2013年は、ロングライフを前提としたV8自然吸気エンジンをドライバーひとりあたり年8基使用できると定めている。

それが来季からは、大きく変更された技術規則のもと、ひとりのドライバーが年間5基を超えて1.6リッターV6ターボエンジンを使うとペナルティーが科せられる。

27日(金)にクロアチアで開かれる世界モータースポーツ評議会において、F1最高権威者のバーニー・エクレストンは20ないし21レースに減らした形で2014年F1カレンダーを発表すると考えていたようだ。

しかし、F1で競技委員長を務めるチャーリー・ホワイティングは、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に、次のように語っている。「もし22レース行うことになれば、ドライバーひとりあたりエンジン6基とする方向で話し合う可能性がある」

年間予算が限られている小チームにとって、これは痛手だ。

V6ターボエンジン移行に伴い、チームが払うべき使用料金は2倍に膨らんだ。同誌は、エンジンが1基増えるだけで1チームあたり200万ユーロ(約2億6,600万円)の負担増だと伝えている。

また、2014年にプライベート・テストが許可されるとさらに1基、あるいは2基分のエンジン使用料をねん出しなければならない。

「1kmあたりのエンジン・コストは800ユーロ(約106,000円)だよ」と嘆くのは、フォースインディアのチーム・マネジャー、アンディ・スティーブンソンだ。「多くのチームにとって、テスト日は設けられないだろうね」と語っている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック