ドイツで行われているF1をめぐる贈収賄事件の裁判により、投獄される可能性もあるF1ボスのバーニー・エクレストン。しかし、自身が投獄されることはないとエクレストン本人は考えているようだ。
ミュンヘンの検察局がエクレストンを贈賄容疑で投獄することを検討している事実があるにもかかわらず、エクレストンはよく眠れていると主張し、検察側が掲げている主たる根拠に関して次のように否定した。
「第一に、私は売却できる株式を持っていなかった。だから私個人には何の利益もなかったんだ」
「たとえ誰に株式が売却されたとしても、私の職が危険にさらされることはなかった。それはFIA(F1を統括する国際自動車連盟)も認めるはずだ」
「だが、FIAは私が間違いなくこの仕事を続けることを望んでいた。なぜなら彼らは私のことをよく知っているし、私がどういう仕事をするかを知っているからだよ」