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マクラーレン、フェラーリの困難を予想

フェラーリがキミ・ライコネン（ロータス）の復帰を発表するまで、マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、2014年のドライバー候補からライコネンを除外していなかった。

ウィットマーシュは、フィンランドの『Turun Sanomat（トゥルン・サノマット）』に対し、フェルナンド・アロンソ（フェラーリ）とライコネンが理想的な組み合わせなのかどうか分からないと語った。

「あの2人が一緒に幸せになるところは想像できない」とウィットマーシュは話し、こう続けた。

「キミはたいてい、もう1台のステアリングを誰が握ろうが気にしない。だが、フェルナンドはそれにうまく対処できないだろう」

「もちろん、2人ともF1で最高のドライバーであることは明らかだ。だからフェラーリは信じられないほど強いラインアップをそろえたことになる。だが、それがチームを難しい状況に追い込む可能性もある」

イタリアのメディアもおおかたは同じ意見だ。イタリアで影響力のある『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』紙は、フェラーリの選択を「大胆だが危険」と伝えている。

「ひとつのニワトリ小屋で2羽のおんどりを飼うのと同じだとよく言う。キミは、アロンソやベッテル（レッドブル）、ハミルトン（メルセデスAMG）と同じレベルのおんどりではないとしてもだ」

「だが、ひとりのドライバーに頼り切りのチームではなくなるだろう」と記事は付け加えている。