元F1ドライバーであり、キミ・ライコネン(ロータス)と同郷のフィンランド人であるミカ・サロは、33歳のライコネンは2014年に向けてロータスとフェラーリの選択において、正しい判断をしたと考えているようだ。ライコネンは来年、2009年まで過ごしたフェラーリに復帰する。
「フェラーリとメルセデスAMGがF1で最強のチームとなるような予感がするんだ」、と『MTV3』に語ったサロは次のように続けた。
「彼らは新しいターボエンジンの開発に長く携わってきているし、資金や要員もF1チームの中でも最高レベルだ。もちろん、レッドブルもトップ3に入ってくるだろう」
しかし、なかにはフェラーリが「ナンバー1ドライバー」を置くという主義をひっこめ、2014年には2人の最高レベルのドライバーをラインアップしたことに大きな驚きを隠せない者もいる。サロも次のように続けた。
「キミがチームメートのことを考えたりすることはありそうにないから、アロンソにとっては、うれしいことではないだろうね」
「でも、F1チームは実際のところうまく組織化されていて、(同じガレージの中に)2つのチームが両側に分かれているようなものなんだ」
「いずれにせよ、フェラーリは本当に信じられないようなラインアップになる。それはかつてアイルトン・セナとアラン・プロストが同じチームにいたのと少し似た感じだね」、とサロは結んでいる。