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ケータハム、ミディアムタイヤに手こずる/F1イタリアGP金曜まとめ

2013年09月07日(土)9:19 am

モンツァ・サーキットで行われたF1第12戦イタリアGP、ケータハムのシャルル・ピックは初日20番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日21番手、控えドライバーのヘイキ・コバライネンは21番手だった。

【結果】F1第12戦イタリアGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

■シャルル・ピック(フリー走行1回目19番手/フリー走行2回目20番手)
「フリー走行1回目はまずまずだった。インストレーションラップのときからクルマのバランスはよかったし、その後のセッションも計画通りに運んだよ。僕たちは特にメカニカル・セットアップの選択とダウンフォースの確認を中心に作業を行った。だから、ラップタイムはそれほど重要ではなかったんだ。それでも、僕たちの上のチームとの差が大体予想していた通りだったのはよかったよ」

「フリー走行2回目では、ハードタイヤで8周を行うことから始めた。でも、昼の間に行った変更がクルマのバランスにはよくなかったように感じられたよ。中間区間でのアンダーステアが大きくなったし、コーナー進入時の安定性は特にひどかった」

「いくつかメカニカルな変更を加えて、ミディアムタイヤで初めてコースに出たんだけど、午前中のセッションのときとはクルマの感触がすごく変わっていたよ。バランスもよくなかったし、アンダーステアも強くなっていた。だから、そのセッティングで得られるはずだったタイムに全然届かなかったんだ」

「ロングランでのクルマのバランスも一貫性を欠いていた。コーナーではアンダーステアとオーバーステアがどちらも発生したし、それは間違いなく僕たちがここで目指していたことではなかった。でも、かなりの周回を積み重ねることはできたから、今夜分析すべきたくさんのデータも集めることができた。だから、これから頑張って、明日はもっと速くなって戻ってくるよ」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(フリー走行1回目出走せず/フリー走行2回目21番手)
「フリー走行2回目でクルマに戻ってきて、すぐにハードタイヤでの作業を開始した。最初の走行でのタイムはまずまずだったけれど、加速力はあまりよくなかったし、第1区間ではいいラインを見つけるのにかなり時間がかかってしまった」

「2回目の走行では少し改善したから、初めてミディアムタイヤで出ていったんだけど、あのときは正直に言って変な感じだったよ。新品のオプション(ミディアム)タイヤに期待していたグリップがなかったんだ。クルマのバランスは問題なかったけれど、オプションで出せるはずのタイムが出せなかった。だから、それについて今夜詳しく調べてみないとね」

「ロングランでのペースはまずまずだった。(タイヤの)性能低下のレベルも問題なかった。でも、どうすればタイヤをうまく温められるのかを調べないといけないし、オプションタイヤのグリップ問題を解決する手段を見いださないとならないよ。特に、予選に向けてね」

■ヘイキ・コバライネン(フリー走行1回目21番手)
「全体的には、セッションの進展にはかなり満足しているよ。もちろん、一番の目的はできる限りチームの手助けをすることだけど、ああいう短いセッションではそれはいつも難しいことなんだ。とりわけ、僕たちがここで使っている低ダウンフォースのパッケージではスピードに乗るために1周かそこら必要になってしまうからね」

「高速区間では少しアンダーステアが出た。でも僕にとって一番の問題はブレーキ時の安定性だったよ。それは間違いなくモンツァを周回するときには重要となるものなんだ。いくつか強くブレーキをかける場所があるからね。でも、それについてもセッションが終わるころにはいくらか進歩できたよ」

【写真】F1イタリアGP金曜日(全30枚)

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