スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1第11戦ベルギーGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは予選6番手、セルジオ・ペレスは予選13番手だった。
【結果】F1第11戦ベルギーGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
■ジェンソン・バトン(フリー走行3回目6番手/予選6番手)
「ドライコンディションでのペースには比較的満足している。ウエットでもいくぶん改善できていると思う。だから僕たちにとって6番手という結果は合格ラインじゃないかな。でも、ここで期待していたレベルと比べると、まだ少し足りていない。具体的に不足しているものは、空力効率問題の結果だと思う。モンツァ(第12戦イタリアGP/9月8日決勝)までによく分析しないとね」
「でも、スパに話を戻すと、僕たちはQ3終了間際のタイミングを少し外してしまった。その結果トップ3に入ったドライバーたちのラップタイムは僕たちより速かった。とは言っても、トップ10に3人のイギリス人ドライバーが入ったことはすごいことだよね」
「明日を楽しみにしているんだ。もし僕たちの予想通り、雨もしくは変わりやすい天気だったら、トップグループのドライバー全員にとっても厄介な状況になるだろうね。なぜなら、僕たちは全員、インターミディエイトの新品タイヤをすべて使い切ってしまっているからね」
「とにかく、どうなるか楽しみだよ。わくわくするようなレースになると思うよ」
■セルジオ・ペレス(フリー走行3回目16番手/予選13番手)
「今日のように難しいコンディションでは、適切な場所に適切なタイミングでいる必要がある。でも、僕たちはそうすることで自分たちの可能性を最大限に利用できなかった。残念だよ。クルマはぬれた路面にとても強く、今日の午後は予選でよい結果を出せるまたとないチャンスだったのにな」
「だから少しがっかりしている。当然さ。コースに出るのが少し遅くていいタイムを出すチャンスを失ったんだ。これによって、Q3進出を決めるはずの計測ラップに入れなかった。あのとき、路面はどんどん速くなっていた。ラップタイムを大幅に改善できていただろうから残念だよ」
「でも、これがレースだし、明日は明日の風が吹く。もし雨が降れば、僕たちのクルマはかなり競争力を発揮するだろうね。だから僕は明日、チームのためにいいポイントを獲得して、今日の無念の埋め合わせをするつもりさ。ベストを尽くすよ」