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「1周目の狂人」のグロージャンも今年は良くなったとウェバー

2013年08月23日(金)19:45 pm

1年前、レース開始早々に他車とからんで事故を発生させることの多かったロマン・グロージャン(ロータス)には、「1周目の狂人」とのあだ名が付けられ、スパ・フランコルシャンで行われたF1ベルギーGPでクラッシュを起こしたときは、1レースの出走禁止という、めったにない処分を受けるに至っていた。

だが、最初にグロージャンに対して「狂人」という呼び方をしたマーク・ウェバー(レッドブル)が、グロージャンは立ち直った、と22日(木)にロシアのウェブサイト『f1news.ru』に対して次のように語った。

「そうだね。でも、彼にはほかに選択肢はなかったからね。今年の彼はうまく問題に対処できているよ。でも、率直に言えば、昨年のようなシーズンの後では、改善はまったく難しいことではなかったはずだ」

「ブダペスト(第10戦ハンガリーGP)では、彼はジェンソン・バトン(マクラーレン)との戦いにおいてミスを犯してしまっていた。だけど、彼のフェリペ・マッサ(フェラーリ)に対する追い抜きは本当に見事だったよ」、とウェバーは付け加えた。

現在のチームメートであるキミ・ライコネン(ロータス)は、来シーズンはほかのチームへ移籍することになるだろうとの強いうわさがある。だが、グロージャンは、おそらくは新たなナンバー1ドライバーとして2014年もロータスに残ることになるだろうと考えられている。

最近父親になったばかりのグロージャン本人も22日(木)に次のように語っている。

「そう、気持ちを入れ替えたんだ。僕はかなり進歩したし、そうするように取り組んできたよ。2013年のスタートを見れば、僕が自分の義務を果たしていることが分かると思うよ」

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