ケータハムが、2014年のドライバー体制を早めに発表すると確約した。
現在のドライバーラインアップに関しては、ケータハムは昨シーズンの最終戦であったF1ブラジルGPにおいてシャルル・ピックが今季のドライバーとなることを発表していたものの、もうひとりのギド・ヴァン・デル・ガルデについては、シーズン開幕まであと数週間と迫った2月になってやっとピックのチームメートとなることが発表されていた。
2014年のドライバー体制についてブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に尋ねられたチーム代表のシリル・アビテブールは、「今年よりは早めに決めたいと思う」と語り、次のように続けた。
「ある意味で、(2013年のドライバー決定に)時間をかけすぎたことがかなり痛手になってしまった。来年は、新しいパワーユニットが導入されるだけに、チームとドライバー間の理解が非常に重要になる」
「だから、われわれとしても決定は出来るだけ早く行い、最初のテストまでに学べることはすべて学ぶことができるようにしたいと思っている」
「9月か10月にはそうできるようにしたいね」
新人ドライバーであるオランダ人のヴァン・デル・ガルデは、今季ここまでのパフォーマンスが思わしくないことから、ケータハムのシートを喪失するのではないかと考えられている。
そのヴァン・デル・ガルデは、『Telegraaf(テレグラーフ)』紙に対して次のように述べた。
「新人にとっては誰でも最初は重要な進歩を見せるのは困難だよ。そして僕は今シーズン初めて実際に経験したんだ」
「でも、最近のレースでは上向き傾向になっているのは間違いない」
「来年のことや、いろんなうわさについて話をするのはまだ早過ぎるよ」、とヴァン・デル・ガルデは主張した。