メルセデス・ベンツ日本が、「Eクラス・クーペ/カブリオレ」のデザインを大幅に刷新するとともに、安全で快適なドライビングを実現する革新的技術の搭載、そしてモデルラインアップ追加を行い5日(月)に発売。価格は669万円から1,145万円になっている。
【写真】メルセデス・ベンツ、新型「Eクラス・クーペ/カブリオレ」(全9枚)
2ドアクーペモデル「Eクラス・クーペ」および4シーターオープンモデル「Eクラス・カブリオレ」は、5月に発表された新型Eクラスセダン/ステーションワゴン同様、内外装のデザインのみならず、最新世代のパワートレインおよび最先端の安全・快適装備など2,000ヶ所以上におよぶ変更を行い、あらゆる面で劇的な進化を遂げた。
エクステリアは、新世代のデザインを採用して大きく刷新。さらに、Cd値0.25と、クラストップレベルの優れたエアロダイナミクスを実現し、燃費性能や室内の静粛性向上にも寄与した。インテリアには、新デザインのセンターコンソールを採用するとともに、質感の高いレザー素材、パワーシートスイッチやエアアウトレットなど随所にあしらわれたシャドウシルバーなどの厳選された素材により、クラスを超えた上質で贅沢な室内空間を演出している。
「E 250(クーペ/カブリオレ)」に搭載される新型2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンは、世界で初めて成層燃焼リーンバーンとターボチャージャー、排ガス再循環装置(EGR)の組み合わせを実現。ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を採用し、従来モデルに比べパフォーマンスと燃費をいずれも向上している。最高出力211PS/155kW(従来モデル比+7PS/+5kW)、最大トルク350Nm(従来モデル比+40Nm)、燃費は15.5km/L(JC08モード)と従来モデルに比べ約17%向上した。
新型Eクラス・クーペ/カブリオレには、次期Sクラスに搭載予定の次世代のシステムの多くを先駆けて採用。安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ(Radar Safety Package, RSP)」のさらなる進化に加え、ドライバーを支援するさまざまな機能装備を組み合わせることで、安全性と快適性を高次元で融合した。
また、カブリオレのラインアップに「E 250 カブリオレ」を新規追加。右ハンドルで700万円を下回る価格設定になっている。
<メルセデス・ベンツ、新型「Eクラス・クーペ/カブリオレ」のモデルと価格>
モデル/ステアリング/エンジン/価格
E 250クーペ/右/2.0L、直列4気筒直噴ターボ/669万円
E 350クーペ/左・右/3.5L、V6直噴/875万円
E 550クーペ/左/4.7L、V8直噴ツインターボ/1,145万円
E 250カブリオレ/右/2.0L、直列4気筒直噴ターボ/699万円
E 350 カブリオレ/左/3.5L、V6直噴/923万円