鈴鹿サーキットで次世代エネルギーカーイベント、2013 Ene-1 GP SUZUKAが好天のもと行われた。単三電池40本のエネルギーだけで鈴鹿サーキット1周のタイムアタックを3回行うKV-40チャレンジには工夫を凝らしたさまざまなオリジナルマシン75台が参加。バッテリーのエネルギーだけで走る4輪自動車で競うEVパフォーマンスチャレンジには、トヨタ86をはじめダイハツ・ミラ、トヨタ・カリーナ、スズキ・ワゴンRなど7台が参加した。
KV-40チャレンジは大学・高専・専門学校や高等学校による学生チームを中心に、ベテランが集う一般チームや、昨年から設けられた中学校部門にもエントリーがあり、大きな盛り上がりを見せた。最低重量制限のない上級部門、KV-1クラスには48チームがエントリー。トラブルなく走りきったアヒルエコパレーシング東郷が初優勝を飾った。最低重量が35kgに制限されているKV-2クラスは高校生が活躍。一般や大学チームを押さえ、飯田OIDE長姫高校原動機部が優勝した。
EVパフォーマンスチャレンジは、コントロールラインからS字までの約1kmのタイムアタックを行う「0-S字アタック」で2位、60分間のレース「e-kiden60分ロングディスタンス」で見事トップチェッカーを受けた繁原・ウエルマー☆EVミラ(ダイハツ・ミラ)が総合優勝を飾った。