【動画】お手軽、低価格でレーシングカート体験
「見るモータースポーツ」ではなく、「参加するモータースポーツ」の第一歩として人気のレーシングカート。幅広い層が楽しめるものになっているが、資金面や装備など、興味はあっても「手を出しにくい」と感じている人も多いのでは？ そんなレーシングカートを、4,500円からという低価格で気軽に楽しめるレンタルプラン『J-BLOOD Beginners』を千葉県袖ケ浦市のカートショップ『J-BLOOD Racing Factory』が始めた。
レーシングカートはF1ドライバーをはじめ、プロドライバーもトレーニングに使うほか、アマチュアのレースが各地で開催され、レーシングドライバーへの登竜門にもなっている。しかし、普段レンタルカートを楽しんでいる人でも、「レーシングカートは高そう」というイメージがあって手を出せないことが多いだろう。そこでこれまでにない低価格でレーシングカートを体験できるレンタルプラン『J-BLOOD Beginners』が生まれた。
レンタルとはいっても、用意されるカートは昨年にトップカテゴリーを戦っていたのと同仕様のカート。しかも、グローブやヘルメット、シューズ、レーシングスーツも用意されているため、半袖・半ズボンに手ぶらで行っても本格的なレーシングカートに乗ることができる。また、走行についてのアドバイスも受けることができる。
気になる料金は、千葉県市原市の新東京サーキットで、初心者走行時間（昼休み）を使って走行する場合には1名4,500円均一（サーキット走行料金1,500円別途）。1日のレンタル料金は1名での利用が9,800円、2名は8,000円、3名7,000円、4名は5,000円（いずれもサーキット走行料1日6,000円別途）になっている。
また、半日走行や複数人・複数台でのグループパックにも対応可能とのこと。さらに、4名以上のグループ走行では、五井駅からの送迎サービスも利用できる。
早速TopNews編集部もこのレンタルプランでレーシングカートを体験。レンタルカートでしか走ったことがなく、レーシングカート初体験だった編集部メンバーは、ピットを出てアクセルを全開にした瞬間に思わずヘルメットの中で笑ってしまったほどレンタルカートとは段違いの速さを楽しんだ。また、当日に装着していたタイヤはグリップが高いタイヤだったため、コーナリングのスピードもレンタルカートとは比べものにならないほどだ。
レンタルカートでも数セッション走れば数千円になってしまうことを考えれば、この価格でレーシングカートに1日中乗れるのは、非常にお得と言えるだろう。ただし、普段レーシングカートに乗っていない人が1日レーシングカートに乗った場合は、想像以上のGにより、翌日は筋肉痛と格闘することになる覚悟を。
『J-BLOOD Racing Factory』の山田淳平社長は、「レーシングカートに興味はあっても資金面で手を出せずにいた人だけではなく、どなたでもレジャー感覚で、低価格・安全にカートを操る面白さを体験していただければと思って始めました」とレンタルプランを始めた理由を説明し、次のように語っていた。
「今はモータースポーツをやっている総人口がピークに比べて減少しています。それなので、まずは敷居を下げて、モータースポーツファンを増やしていき、その中から100人のうち1人でもカートレースをやりたいと思ってくれれば、業界が盛り上がっていくと思います」
「カートはクルマではありますが、技術だけではなく、スポーツなので人間の力も強いと思います。乗って操る楽しさというスポーツらしい面も味わってもらいたいです」
また、『J-BLOOD Beginners』の母体『J-BLOOD Racing Factory』はカートを使ったイベントの企画・運営も行っている。某有名テレビ番組のカート企画も担当しているとのことで、人数や予算に応じて柔軟に対応可能、日本全国どこでも出張可能とのことだ。
『J-BLOOD Beginners』の金子店長が掲載した関岡俊樹選手によるRedBullカートファイトin新東京サーキット向け攻略動画。※実際にレンタルできるカートは、これよりも約10秒速いカートになります。
