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F1ロシアGP、開催に疑問符?

2013年08月01日(木)10:39 am

一度は前代未聞の22レースとなるのではとも思われた2014年F1シーズンだが、今ではいったい何レースが実際に行われることになるのか、不透明な状況となってきている。

アメリカのニュージャージーは、公式に来年F1を開催することになっている。だが、メルセデスAMGの非常勤会長であるニキ・ラウダは、F1最高権威者であるバーニー・エクレストンはマンハッタンの街並みを背景としてレースを行うという夢をとっくにあきらめていると考えている。

F1オーストリアGPとF1ロシアGPが新たに開催に向けて備える中、F1インドGPは2014年には開催されないことが明らかとなり、伝えられるところによれば、F1韓国GPも同様に開催が懸念されているようだ。

実際のところ、来年ソチで開催される冬季五輪のための施設を利用して初開催する計画となっているロシアGPについてはこれまでずっと疑問の声があがっていた。

ここ数週間から数か月にわたって、運営組織団体内に対立があるとうわさされていたが、ついにそれが開催に向けた作業を妨げることになってしまったようだ。

来年のレース開催に向けては、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)に対し、窓口機関となる自動車レース管理団体(今回の場合はロシア自動車連盟であるRAF)から正式な開催申請手続きをしなくてはならないことになっている。

ところが、その申請期限が7月31日だったにもかかわらず、RAFはロシアGPの主催者であるオメガとの対立により、この申請を拒否している。

FIAの広報担当者は、報じられているロシア内部での問題について具体的にコメントを行うことはなかったが、『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信社)』に対し、「カレンダーは9月末に承認される」と語った。

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