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笹原右京、フォーミュラ・ルノー2.0アルプス第5ラウンドで連続入賞

2013年07月31日(水)16:22 pm

フォーミュラ・ルノー2.0アルプス第5ラウンドが、イタリア中部にあるミサノで行われ、ユーロノバから参戦する笹原右京が自己ベストの6位を含む連続入賞を果たした。

27 日(土)の予選は2グループに分けて実施され、笹原は14台が出走するグループBに振り分けられた。30分間の予選セッションで、笹原のタイムはグループBの6番手。あと0.1秒短縮していれば4番手、グループAなら3番手の好タイムだっただけに、笹原にとっては悔しい結果となった。

27 日(土)の決勝レース1、笹原は11番グリッドからのスタートダッシュとレース序盤戦に勝負をかけ、1周目で10番手、2周目で9番手と着実に順位を上げた。笹原のペースは先行するライバルより速かったもののなかなか攻略できず、こう着状態のままレースは終盤に。14周目には先行するライバルのミスで8番手へ浮上、さらに7番手のライバルとの差をジリジリと縮めたが、約0.9秒足りずに8位でチェッカードフラッグ。第3戦ベルギー・スパフランコルシャン決勝レース1以来の入賞を飾った。

28日(日)の決勝レース2、笹原は11番グリッドからのスタート。1周目に早くも2台を抜き、さらにトップ2台の接触事故に乗じて2周目には7番手へ浮上。この事故によるセーフティカー導入が解除されると、7周目にはライバルとの競り合いに勝ち6番手まで順位を上げた。レース後半はこう着状態になり、それ以上順位は上げられなかったが、最後まで攻め続けて自己ベストの6位入賞を達成。

次の第6大会は 9月6日から8日にイタリア・ムジェロで開催される。

■笹原右京のコメント
「予選ではタイヤの皮むきを終えた直後に赤旗が出て、最初のタイムアタックは不発に終わりました。予選再開後はすぐにコースインしてタイムアタックを開始し、一時は3番手になりました。セッション終盤にはタイヤをしばらくクールダウンさせて最後のアタックに臨みましたが、クールダウンが足りずに本来のパフォーマンスを引き出しきれませんでした」

「土曜日の決勝レース1も日曜日の決勝レース2も、とても暑くてタイヤマネジメントが重要でした。決勝レース1ではスタートで1台抜き、上位の1台が後退したので1周目で9番手に上がりました。その後はこう着状態が続き辛抱を強いられましたが、先行する2台の争いに乗じて1台を抜き8位フィニッシュできました」

「決勝レース2はスタートで順位を上げられませんでしたが、第2コーナーで1台抜き、その後の接近戦でもう1台抜き、1周目で9番手に上がりました。2周目にトップ2台が絡んでセーフティカーが出たときには7番手まで上がり、SCが退去したあとはモンツァで僕をはじき飛ばした相手に競り勝って、最後は6位でチェッカードフラッグを受けました」

「自己ベストの成績とはいえ、表彰台が視野に入っていたので悔しさがないわけではありません。それでもチームと僕は確実に進化している手応えがあります。今季も残り2大会、より高い目標に向かって突き進みます。今後も変わらぬご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます!」

【結果】フォーミュラ・ルノー2.0アルプス第5戦ミサノ レース1
【結果】フォーミュラ・ルノー2.0アルプス第5戦ミサノ レース2

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