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ピットでの最低停止時間導入を検討するF1

2013年07月26日(金)11:38 am

F1はピットレーンでの安全対策の一環として、ピットストップの最低停止時間導入の検討を行っているようだ。

F1第9戦ドイツGPでは、ピットレーンにおいてレッドブルのマーク・ウェバーのタイヤが外れ、その直撃を受けたカメラマンが入院するという事故が起きた。これを受け、ピットレーンでの制限速度が時速80キロに引き下げられたほか、記者やカメラマンなどのメディア関係者のピットレーンへの入場を厳しく制限するという対応策が講じられることになった。

さらに、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、ピットストップに関するさらなる制限が導入されるかもしれないという。

かつてないほどの技術やテクノロジーにより、安全面をないがしろにする形でピットストップのスピードが向上されていることを懸念し、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のF1競技委員長であるチャーリー・ホワイティングとチーム代表らによる話し合いがハンガロリンクで行われたようだ。

その会合に関し、ミハエル・シュミット記者は次のように書いていた。

「制限時間について議論されるようだ。例えば、5秒あるいは10秒といった最低制限時間制を導入することで、ミスの発生率を大幅に削減しようというものだ」

しかし、シュミット記者は、ピットストップでのタイム争いは見せ場の一つでもあり、ショーとしてのF1においては重要な部分だとしてこの動きに反対するチームもあるだろう、と付け加えている。

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