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インディ第12戦決勝、ディクソンが今季2勝目、琢磨は?

2013年07月14日(日)7:47 am

インディカー・シリーズ第12戦トロント決勝が13日(土)に、トロント市街地特設コースで行われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が優勝、前戦ポコノから2連勝を飾った。佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)はリタイア。

【写真】インディカー第12戦トロント決勝(全30枚)

インディの新しい試みとして、スタンディング・スタートが取り入れられた今回のレースだったが、1台がトラブルを抱えイエローフラッグが振られることとなり、全車はペースカー先導で再びコースイン、5周目にローリング・スタートで戦いが始まった。

11番手スタートの琢磨はスタート直後の1コーナーで他車に軽くヒットし、14番手まで後退。30周目にピットへ向かい、ブラックタイヤからレッドタイヤに交換した。しかし数周後、再びピットへ向かった琢磨、スタッフがマシンのリア部分をチェック。排気管にトラブルを抱えようでリタイアとなった。

レース後に琢磨は、「エキゾーストの破損で排気熱が車体の一部にあたって、それが車体の一部を溶かしてしまいました。ギアがセレクトできない状態になり、2速ギアのままピットに向かいました」と語っている。

すぐに次のレースが翌日に迫っていることで、クルマが修理できるのか心配なところだ。「エキゾーストと車体の破損については、今メカニックたちが修理をしています。ただ、根本的なスピードに関してはもう少し改善が必要ですね」と琢磨は締めくくった。

予選6番手だったディクソンが、虎視眈々(こしたんたん)と上位を狙い、レース終盤にトップに立って今季2勝目を飾った。3番手でフィニッシュしたダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)がペナルティーとなり、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が3位に繰り上がった。しかし、ペナルティーが取り消され、フランキッティの3位が確定している。

今年のトロントでのレースは、ダブルヘッダー。レース2は14日(日)に行われる。レース2の予選でポールポジションを獲得したのはディクソン、琢磨は15番手だった。

【結果】インディカー第12戦トロント決勝
【結果】インディカー・シリーズ ポイントランキング(第12戦終了時点)

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