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F1ドイツGP表彰台インタビュー

2013年07月08日(月)0:48 am

F1第9戦ドイツGPはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が優勝。キミ・ライコネン(ロータス)が2位、ロマン・グロージャン(ロータス)が3位に入った。

【結果】F1第9戦ドイツGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はタイム差、周回数、ピット回数

表彰台では、ドイツのF1解説者カイ・エベルが、表彰台に上った3人にインタビューを行った。

セバスチャン・ベッテル
エベル:セバスチャン、今回の母国優勝はどれほど素晴らしい?

ベッテル:信じられないよ。とてもうれしい。信じられないようなレースだったね。最後はキミがかなり攻めてき。彼らは僕と違うコンパウンドのタイヤを使っていたんだけど、僕たちは手堅いレース運びで、うまくレースをコントロールしていた。僕自身も、セーフティカーが前にいるとき以外は全ラップを全力で攻めたしね。この結果には満足だし、ついにドイツで勝てたなんて信じられない。

エベル:レース終盤、この彼(ライコネン)にかなり接近されていたね。来年は彼と同じチームで走ってみたら?

ベッテル:それはどうかな? とにかく今日は楽しかった。彼がどんどん近づいてきてプレッシャーを感じたていた。ロマンもかなり攻めていて、接近戦が何周か続いていたしね。レース中盤に、何周かKERS(運動エネルギー回生システム)が使えなくなったんだ。ありがたいことにシステムを復活させることきた。順位を守るのにはとても役立ったよ。レースが61周や62周じゃなくて、60周で終わって良かった。

キミ・ライコネン
エベル:キミ、レース終盤には無線にトラブルがあったようだけど、ピットが何を言っているのか分からないのは、逆に好都合だった?

ライコネン:いや、僕は彼らが何を言っているのか分かっていたけど、僕からチームへの無線がダメだったんだ。一部の区間では使えなかったしね。今日は話し合うことがたくさんあったのに、残念なことにうまくいかなかった。理想的な状況じゃなかったけど、うまく対処できた。

ライコネン:もちろん勝ちたかった。でも、スピードが足りなかったんだ。レースがもう少し長ければチャンスもあったけど、本来いるべき位置に戻ってきて、2台でたくさんポイントを獲得できた。理想的ではないけど、僕たちにとってはとてもいいレースだった。

ロマン・グロージャン
エベル:ロマン、また表彰台に上ることができた気分は? 特に今回は、2位になる可能もあった。

グロージャン:チームにとっていい結果だよね。とてもいいレースを戦えた。第1スティントをうまく走れて、ある時点ではセブ(ベッテルの愛称)に挑むチャンスもあると思っていたし、スピードもあった。2台が同時にピットインしたとき、チームはタイヤ戦略を分けることにしたんだ。

グロージャン:結果としては、キミのオプション(ソフト)の方が速かったんだけどね。また表彰台に乗ることができてうれしいよ。しばらくぶりだけど、ようやく戻って来ることができた。

セバスチャン・ベッテル
エベル:もう一度セバスチャンに話してもらいましょう。

ベッテル:もちろん、ファンからの応援が力になったよ。キミがロマンを抜いてから、接戦になると分かっていたから最後の数周は集中しようとしていた。とても厳しかったし、全周回を全力で攻めていたけど、今日のロータスはとても速く、おそらくどのチームよりもタイヤをいたわれていた。でも、チームが素晴らしい働きで3回のピットストップを成功させてくれた。今日は大満足だよ。

【写真】F1ドイツGP土曜日(全30枚)

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