今季限りでF1引退を表明したマーク・ウェバー(レッドブル)の後任に、キミ・ライコネン(ロータス)の名前があがっているが、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソのドライバー名も候補に入っている。
ライコネン以外にレッドブルのドライバー候補と目されているのは、トロロッソのダニエル・リカルドとジャン-エリック・ベルニュだ。
しかし、このところ不調のリカルドはレッドブル移籍の可能性をやや悲観的に見ているようだ。
「ここ数戦はあまり強さを見せられてないから、“僕の(シート)だよ、みんな”なんて言えないね」
レッドブルは若手ドライバー支援を続け、ベッテル同様にトロロッソから昇格させる道を探ることに変わりはないとも、リカルドは話している。
しかし、トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、結果を残せてレッドブルのドライバーとしての風格がなければ、ベッテルと同じ道を歩むのは難しいと考えている。
「シーズン前半で、2人(リカルドとベルニュ)ともたぐいまれな強さを見せてくれた。しかし、なんといっても、チャンピオンチームへの移籍話だということを忘れてはいけないんだ」