ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは6位、ダニエル・リチャルドは15位だった。
【結果】F1第7戦カナダGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ジャン・エリック・ベルニュ(6位)
「信じられないよ! 最高にうれしい。もちろん今までで最高の結果だよ。それにチームとしてもベッテル(セバスチャン・ベッテル/現レッドブル)がいた2008年以降では最高の順位なんだ。しかもドライな状態での普通のレースだったからより一層満足さ。誰かが前でリタイアしてこの順位になったわけじゃないからね。正々堂々と勝ち取った順位だよ。チームとしても本当に良い結果だった。レースごとに進歩を重ねてきたから、残りのシーズンでも結果を出せる自信が湧いてきたよ」
「さほど複雑なレースではなかったよ。順位を守り切るだけのペースは保っていたからね。でも前のクルマに追いつくだけの速さはなかった。ボッタス(バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ)とライコネン(キミ・ライコネン/ロータス)を抜いてからは自分のレースをうまくコントロールする事ができたんだ、ほとんどの間すぐ後ろを走っていたスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)に気をつけながらね。つまりチェッカーを受けるまでは全く気が抜けなかったってことだよ」
「モナコで8位になって、次にまた難しいコースでこの結果が出せた事で、ドライバーとして力を付けたっていう自信が持てるようになってきた。次はシルバーストン(イギリスGP/30日決勝)だけど、マシンの開発も引き続き頑張っていかなきゃいけない、そうすれば今回よりも良い結果を目指せるからね」
■ダニエル・リチャルド(15位)
「良いスタートが切れて、2つ順位を上げる事ができたんだけど、第2コーナーで外側だったからヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/ザウバー)に抜き返されてしまった」
「そして今度は彼がシケインを大きく曲がった時に抜き返して、スーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)がピットインした時にさらに1つ順位を上げることができた。その時は良いレースになりそうだと思ったけど、4周後にはマシンがひどいオーバーステアになってしまってタイヤをいたわって走る事ができなくなったんだ」
「レースを進めながらマシンのバランスを改善しようとして、少しは改善したかもしれないけど、僕のペースはひどく遅かった。マシンのセッティングは金曜日からあまり変えていないのに、なんであんなに遅かったのかは謎なんだよ」
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