モンテカルロ市街地コースで行われたF1第6戦モナコGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは初日3番手、フェリペ・マッサは初日4番手だった。
【結果】F1第6戦モナコGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■フェルナンド・アロンソ(フリー走行1回目2番手/フリー走行2回目3番手)
「いつ走ってもモナコはいいものだよ。とは言っても、すごく難しいんだ。コースに慣れるため、広く言えば特別なレースに慣れるために、どこよりも走り込むことが必要だからだ。今日は予定していたプログラムをすべて終わらせることができて良かったよ。ここではそれも当たり前のことじゃない。何が起きるか分からないからね!」
「感触はいいし、1日中何のトラブルもなかったけれど、まだ勢力図ははっきりしていない。全ライバルが実際どの辺りにいるのかつかむには、もう少し待たなきゃならないだろうね。ここでも土曜日になるまで100%で走る者はいないからだ。バリアが近くて最初のフリー走行で危険を冒すにはリスクが高すぎる」
「タイヤを比較する時間は、ここではあまりないんだ。1回しかできなかったけれど、結果は意外なものじゃなかったよ。スーパーソフトのほうが少し速くて性能低下が大きい。あとは、これから時間が許す限り、集めたデータを分析して、予選と決勝に向けて最良の戦略を見つけることだね」
■フェリペ・マッサ(フリー走行1回目4番手/フリー走行2回目4番手)
「今週末はいいスタートが切れた。クルマの挙動はいいし、いいペースで走ることもできた。フリー走行2回ともトップ5で終えられたのは、モナコGPのように予測不可能なレースでは大きいよ」
「だけど、まだやるべきことがたくさんあるのは分かっている。これからは、今あるデータをすべて分析して、向かうべき方向性を見極めることだ。ここでは、予選で競争力があり、かつ決勝で安定したパフォーマンスを発揮できることが、どちらも不可欠なんだ」
「メルセデスAMGは速いことを示したし、予選で前に出るのは簡単じゃないだろうね。でも、戦いを仕掛けるのに必要なものはそろっている自信があるよ」