メルセデスAMGは20日(月)、休職中のパディ・ロウ(マクラーレン)がまもなくチーム入りすることをついに明らかにした。
マクラーレンでテクニカル・ディレクターだったロウは6月3日(月)、メルセデスAMGの技術部門エグゼクティブ・ディレクターに就任する。ロウがチーム代表として加入し、ロス・ブラウンがチームを去るのではないかと見られていたが、これまでと変わらずチーム代表の座にとどまる。
マスコミ向けの声明でチームは、新株主トト・ヴォルフの肩書きをビジネス部門のエグゼクティブ・ディレクターとした上で、ブラウンは変わらず“全体的に技術面、競技面の責任を負う”と述べ、3人の立ち位置をはっきりさせている。
ブラウンは次のように語っている。「パディの着任でチームはより強力な組織となり、将来に向け確固たる地位を確立するだろう」