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レッドブル、2014年ドライバー候補に言及

2013年05月15日(水)10:24 am

今季限りでレッドブル離脱が予想されるマーク・ウェバーだが、2014年、空いたシートに収まるドライバーは誰なのか。チームはふたりのドライバーを検討しており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、14日(火)にバルセロナで現在の状況について口を開いた。

オーストラリア人のウェバーは36歳になる。ついに放出を決めたといわれるレッドブルだが、ホーナーも「ドライバーとしてウェバーのキャリアは全盛期を過ぎた」と認めている。

では、ウェバーの後任として誰が収まるのか。うわさによると、キミ・ライコネン(ロータス)もしくはダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)だ。

ホーナーは、ライコネンについてオーストリア『Servus TV(セルヴスTV)』にこう話している。「キミ(ライコネン)はよくがんばっているね。今、かなり乗れている」

「今はわれわれのチームのドライバーに集中しているよ。キミは、むしろ倒さなければいけないライバルのひとりさ」

「ドライバーについて話すのは、夏の終わりぐらいが適当なタイミングだ」

それでも止まらないのがうわさというものだ。14日の質疑応答は、ホーナーのほかにリチャルドも同席。ウェバーと同じくオーストラリア人で、レッドブルの姉妹チーム、トロ・ロッソに所属する23歳の若手ドライバーだ。

レッドブル移籍のチャンスについて質問されたリチャルドは、「分からないよ」と答え、「どう思う、クリスチャン?」と、ホーナーにゆだねた。

ホーナーは次のように語った。「ダニエルはほんとうにすごく才能豊かなドライバーだ。レッドブルのジュニアプログラムで見事な成績を残している。もちろん注目しているよ」

「注目といえば、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)も同様だ。ふたりの成長を見守るのは楽しい」

「ダニエルはいくつか素晴らしいレースを見せたね。中国GPではとても力強い走りだった」

「トロ・ロッソの目的はドライバー育成だ。ふたりをレッドブルのドライバー候補に育てるんだよ。かつてのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のようにね」

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