ルノー・ジャポンは、スポーツモデルの最高峰であるメガーヌ・ルノー・スポールと同じ型式の高出力エンジンを搭載しながら、日常の使い勝手を犠牲にすることなく走りの性能にいっそう磨きをかけたグランツーリズモ、「メガーヌ・エステートGT220」を5月16日(木)に発売する。価格は319万円。
【写真】ルノー「メガーヌ・エステートGT220」(全18枚)
メガーヌ・エステートGT220は、メガーヌ・ルノー・スポール同様、ルノーのレーシングカー開発を担当するルノー・スポールが手掛けた高性能グランツーリズモだ。
搭載されるエンジンは、メガーヌ・ルノー・スポールと同じ型式の2.0リッターツインスクロールターボエンジンで、最高出力220馬力/最大トルク340Nmを発生。これに6速マニュアルミッションが組み合わされる。この強力なパワートレインに対応するシャシーは、メガーヌ・ルノー・スポールのシャシーをベースに、スポーツ性溢れる走行性能と、快適な乗り心地が高次元でバランスするよう専用チューニングが施されている。
さらに、馬力、ブースト圧、スロットル開度などの走行中のデータをリアルタイムで表示するR.S.モニターも搭載。スポーツドライビングを存分に楽しむための装備が施されたほか、ヒルスタートサポート、ストップ&スタート機能、そしてエナジースマートマネジメント機能など、日常の使い勝手を高める装備も搭載された。
エクステリアデザインは、ブラック・フロント・フォグランプマスク、ブラック電動格納式ドアミラー、ブラックルーフバー、ブラックディフューザー、GT220専用18インチ・ブリリアントブラック・アロイホイールなどのブラックカラー専用パーツによって、スポーティーなイメージを強調。メガーヌ・ハッチバックに比べてホイールベースが60㎜伸長されたことにより、走行安定性と広い室内空間を実現しただけでなく、よりスポーティーで躍動感のあるスタイリングとなった。
インテリアは、ダークカーボンカラーを基調としており、ダッシュボードに「RENAULT SPORT」ロゴ、ヘッドレストに「GT」ロゴ、センターコンソールにGT220専用シリアルプレートなどが施されたほか、アルミ製のペダル、ルノー・スポールロゴ入りキッキングプレートも装着されるなど、スポーツ感溢れる造りとされている。さらに、フロントシートもルノー・スポールの手によるもので、スポーツドライビングに対応する高いサポート性とホールド性を備えながらも、安全で快適な乗り心地を実現したものとなった。
<「メガーヌ・エステートGT220」の概要>
ボディータイプ:5ドア
ハンドル位置:右
乗車定員:5名
エンジン:2リッター直列4気筒DOHC16バルブターボ
最高出力:162kW(220PS)/5,500rpm
最大トルク:340Nm(34.7kgm)/2,400rpm
トランスミッション:6速MT
駆動方式:FF
燃料消費率(JC08モード):13.0km/リットル
タイヤサイズ:225/40ZR18
価格:319万円