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F1の世界に戻ることはないとブリアトーレ

2013年04月30日(火)10:25 am

元ベネトンやルノーでマネジメント・ディレクターを務めたフラビオ・ブリアトーレが、F1への復帰の可能性を否定した。

派手好きなイタリア人として知られたブリアトーレだが、ルノーのチーム代表であった2008年のF1シンガポールGPにおいて、当時在籍していたフェルナンド・アロンソが有利になるように、チームメートのネルソン・ピケJr.にわざとクラッシュすることを命じた、いわゆる「クラッシュゲート事件」により、F1界からの追放処分を受けていた。その追放処分が解除されたことに伴い、ブリアトーレには何度もF1復帰のうわさがささやかれていた。

だが、63歳となるブリアトーレは、イギリスの専門誌『F1 Racing(F1レーシング)』に次のように語った。

「今どんなことが起きているのかすべて承知しているよ。そして、現時点ではチームを持つことが経済的に意味がないことも分かっている」

「だから、F1に戻ってくる理由がないんだ」

「今では3歳になる息子もいて、1日20時間もかけて、異なるビジネス、異なる投資、異なる状況のもとで働いているんだ。こことアメリカの両方でね。私は満足しているよ」

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