バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたF1第4戦バーレーンGP、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは初日8番手、ルイス・ハミルトンは初日10番手だった。
【結果】F1第4戦バーレーンGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■ニコ・ロズベルグ(フリー走行1回目3番手/フリー走行2回目8番手)
「今日のテストプログラムはかなりよかった。計画どおりにすべてやり遂げることができたよ。でも、これまでの3レースでの金曜日ほど強さがなかったのは明らかだけどね。クルマはアンダーステア(曲がりづらくなる状態)が強いし、レースではリアタイヤがかなり厳しくなるだろうね」
「問題は、リアタイヤをいたわりたいと思うときは、クルマをアンダーステア寄りのセッティングにするんだけど、そうすると1周あたりのタイムが遅くなってしまうんだ。だから、正しい妥協点を見いだせるかどうかにかかってくる。明日(予選)と日曜(決勝)に向けていいバランスを見つけるためには、今夜やるべきことがまだ残っているね」
■ルイス・ハミルトン(フリー走行1回目13番手/フリー走行2回目10番手)
「今日はできる限り懸命に頑張ったけれど、クルマに必要ないいバランスを得ることがまったくできなかった。フリー走行1回目ではいくつか問題を抱えてしまったんだけど、午後には改善することができたから、それはよかったよ」
「でも、僕たちがどこでタイムを失っているのか、もっとパフォーマンスを上げるためにはどうすればいいのか見極める必要がある。僕たちは、このサーキットに合うだろうと考えたセッティングに変えたんだけど、もう一度それを検討して、本当にその方向で合っているのかどうかを確認しないといけないね」
「ここの暑さはタイヤにすごく厳しいから、ロングラン(一度に多くの周回を走ること)やレースに向けた準備のために多くの周回ができたのが、もうひとつよかった点だね。今日見たほかのクルマに対して、ぼくたちもそれほど離されてはいないと思うけれど、これからもかなりハードな仕事が待っているし、今週末の戦いは厳しいものになるだろうね」