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グロジャン「表彰台を狙って戦いたい」

2013年04月17日(水)20:01 pm

ロータスのロメ・グロジャンが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:バーレーンへ向かうのはどんな気分ですか?

グロジャン:昨年は表彰台に上れたから、いい思い出があるのは間違いないよ! 僕たちのクルマはうまく機能しているし、高温にも合っているようだから、今回のレースも楽しみにしている。天候も安定しているから、そのことは週末に向けてクルマをセットアップする上で助かるね。

Q:現時点においては、正しいセットアップを見つけて、あなたが望むようなクルマに仕上げることはかなり難しいのではないですか?

グロジャン:もしクルマが僕の望むように仕上がっていると言えばうそになるだろうし、クルマがいい感じになるようなセットアップをするために、かなり冒険しなくてはならないのが事実だ。ドライバーにとってはかなりつらいことだよ。ドライバーはクルマが自分の思うように素直に反応して欲しいものなんだ。常にそうであって欲しいからね。

グロジャン:もちろん、シーズン序盤に厳しい時間をすごしているのは僕らのチームだけじゃないけれど、できるだけ早く最高の状態に持って行きたいと願っている。僕もかなりの時間をエンジニアたちと過ごしているし、誰もが改善するために懸命に働いているよ。

Q:昨年のバーレーンでは何がうまくいったのですか?

グロジャン:このサーキットについてはF1に来る前から知っているから、サーキットの中でもここの特性は好きなんだ。いくつかのコーナー入り口では強くブレーキをかけないといけないし、サーキットの中間部分にある2回連続での左ターンみたいに切り返しが面白いところもある。そして全体がすごくいい感じで流れていくんだ。

グロジャン:昨年はクルマのバランスがよかったし、タイヤにやさしかった(2012年型車の)E20をうまく利用することができた。(2013年型の)E21もその特性を受け継いでいるから、また今年も同じことができることを期待したいね。

Q: 12か月前に、ここで初めての表彰台を得たときはどんな気分でしたか?

グロジャン:初めて表彰台に上れてすごくいい気分だったし、素晴らしい仕事をしてくれたチームの全員にとっても本当に誇ることができる日になったよ。あの週末はすべてをうまくやることができたと思っている。

Q:中国での週末はまったく望んだようには行かなかったと言って間違いないですか?

グロジャン:9位という結果には満足できていないけど、少なくともポイントは獲得できた。長くて厳しいレースだったし、またしても望んだとおりにうまくやることはできなかったよ。6番手からのスタートだったから、5位以内でゴールできるいいチャンスだと考えていたけれど、残念ながらそうはできなかった。

Q:それは、どこに問題があったと考えていますか?

グロジャン:週末のあいだずっと正しいバランスを得ることに手こずっていた。予選ではかなりよくなったと感じたけれど、レースでは力強さが感じられなかった。スタートはよくて、いくつか順位も上げ、しばらくの間はキミ(ライコネン/チームメート)のすぐ後ろにいたよ

グロジャン:でもそのうちタイヤが突然崖(がけ)から落ちるように性能低下してしまい、後退を余儀なくされてしまった。レースが進むにつれ、僕は渋滞につかえてしまってどうすることもできず、それでおしまいだったよ。でも、クルマをもっと改善するためにやらなくてはいけないこともある。

Q:今週末の目標は何ですか?

グロジャン:まず優先すべきは、クルマをうまく合わせることだね。また表彰台を狙って戦いたいし、昨年見せたような速さも見せたい。早くそうなればいいと思っているよ。バーレーンはまたポイントを獲得したり、表彰台さえ狙うことができるようにするための理想的な出発点になると思う。前回はここで速かったし、またそうできない理由なんてないからね。

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