ヴァン・デル・ガルデ、予選に向けたセットアップの改善が必要
ケーターハムのギド・ヴァン・デル・ガルデが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1第3戦中国GP（4月14日決勝）に向けて意気込みを語った。
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「次は中国だ。僕が昨年ケーターハムで初めてフリー走行1回目の走行を担当したところだから、僕にとっては今シーズンで初めて、すでにF1カーでドライブしたことのあるサーキットを迎えることになる。今年はいい天気になってくれればいいね。昨年のフリー走行1回目はウエット状態で始まって、セッションの間ずっと湿った状態だったから、まったく攻めの走りができなかったんだ」
「晴れてくれれば多くの周回をこなせる。中国で僕たちが力を入れることのひとつが、予選に向けたセットアップの改善だよ。フリー走行では決勝に向けてばかりでなく、予選に向けてもさまざまな選択肢を試さないといけない。オーストラリアでもマレーシアでも、僕の望んだとおりの挙動をしてくれるクルマではなかったから、中国ではそこを調整したいと思っている」
「上海のサーキット自体はとても難しいところだよ。低速、中速、高速のコーナーがちりばめられているから、1周すべてにうまく対応できるようにすることが、予選でも決勝でもパフォーマンスを発揮するためのカギになる。マレーシアとオーストラリアではコーナーに差し掛かるところでオーバーステア（※）になる問題を抱えていて、それによってレースでのペースが上げられなかったし、とりわけタイヤの性能低下のレベルにも影響を与えていた。それについてはマレーシア以降、ピレリとともにミラノで、そしてリーフィールドに戻ってからもちょっとした作業に取り組んだから、上海ではその結果がどう出るか様子をみたい」
※オーバーステアとは、クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態。
