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ECUの不具合に対し、マクラーレンに苦言を呈すレッドブル

2013年03月18日(月)21:21 pm

2013年シーズンの開幕戦F1オーストラリアGPは、マクラーレンにとっては悪夢のような週末となったが、それに追い打ちをかけるようにレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーがマクラーレンに対して厳しい言葉を投げかけた。

ホーナーは、メルボルンでマーク・ウェバー(レッドブル)がこうむった災難に関して、ライバルチームであるマクラーレンに非難の矛先を向けたのだ。

ウェバーは、母国オーストラリアでの開幕戦の決勝レースを、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)と並んで1列目からのスタートという絶好のチャンスとともに迎えたものの、大きくスタートで出遅れ、さらにはKERS(運動エネルギー回生システム)にも問題を抱えてしまった。その原因は、F1カーに備え付けられた電子制御ユニットであるECUの不具合だった。これに関し、ホーナーはレース後次のように語っている。

「マクラーレンにどうしてECUが機能しなかったのか問いたださないとならないよ。ウェバーは目が見えないのと同じ状況になってしまったし、テレメトリー(マシンとピットなどのデータ通信)も使えなかったんだから」

「シーズン前テストの間にも多くの問題を引き起こしていたわけだし、これはマクラーレンが最優先で取り組むべきことだ」

すべてのF1チームは、マクラーレンの子会社であるマクラーレン・エレクトロニック・システムズ社が製造した標準のECUを使用することが義務付けられている。ホーナーが言うように、シーズン前テストにおいてもこのECUの不具合に各チームが悩まされていた。

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