スペイン・バルセロナのカタルーニャ・サーキットで19日(火)、2回目のF1開幕前テストが始まり、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)もここからテストに参加。初日はニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップタイムを記録した。
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ロズベルグは、ギアボックスにトラブルが発生したため午前中は14周しか走行できず。午後には走行を再開し、クルマのバランスやタイヤの使い方に関する作業を進めたが、この日の周回数は54周にとどまった。しかし、記録したベストタイムはこの日のトップタイムになっている。
2番手はロータスのキミ・ライコネン。データーを収集するテレメトリーにトラブルが発生し、44周しか走れなかったライコネンだったが、タイムはライバルに比べても競争力の高いものだった。
3番手は、これが今季初のテストになったアロンソ。この日の最多周回数となる110周を走り込んだアロンソは、3番手タイムでのテスト開始となった。
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が4番手、5番手には2013年型車FW35で初の本格的なテストを行ったウィリアムズのパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が入った。
6番手はダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)。7番手はセルジオ・ペレス(マクラーレン)だった。フォース・インディアのポール・ディ・レスタが8番手になっている。
9番手に入ったエステバン・グティエレス(ザウバー)は、ガス欠によってコース上に止まってしまう場面もあったが、これはタンク内の燃料をどこまで使い切れるか確認するためのテストだったとみられる。10番手はマルシャのマックス・チルトン、11番手はケーターハムのシャルル・ピックだった。
テストは22日(金)まで行われる。