ロビン・フラインスは今年、F1とは別のカテゴリでレースをする必要がある。こう述べたのはザウバーの創設者ペーター・ザウバーだ。
F1直下のフォーミュラ・ルノー3.5でチャンピオンに輝き、今年からザウバーのリザーブドライバーを務めることとなったフラインス。しかし先日の、僕はリザーブドライバーとして貢献したい気持ちでいっぱいなのに、チームは「あまり仕事をくれない」と思うとの発言が、ザウバーに対する批判と受け止められてしまったようだ。
フラインスのこの発言を受け、モータースポーツメディア『Speed Week(スピードウィーク)』に対してザウバーはこう語った。「私が思うに、いくつかの言葉が独り歩きをしてしまっている」
「われわれの側からすると」と前置きをした上で、「彼が金曜に走れないというのは明白なことであった」
「しかしそれと同時に、2013年に彼がレースをする姿を見てみたいというのもまた事実だ。レースドライバーとしての腕を鈍らせないためにもね」
「この計画は実現段階にある」
「私はロビンのことを本当に気に入っているんだ」
「彼は参戦したすべてのシリーズで勝ってきた。才能に満ちあふれていることは間違いなく、そんな彼をチームに迎え入れることができて満足だよ」
なおザウバーのチームCEOの座にあるモニシャ・カルテンボーンは、フラインスがF1とGP2の二足のわらじで戦う道を模索しているとほのめかしている。