5日(火)から始まったヘレス・サーキットでの合同F1テストは、地元スペインの人気ドライバー、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がいないことで盛り上がりに欠けているようだ。
2012年F1シーズンを2位で終えたアロンソは、南スペインのヘレスでのテストよりも、暖かい場所での自転車トレーニングを選んだ。アロンソが“自主トレ”キャンプを張っているのはカナリア諸島だといわれている。
ブラジルの『Globo(グローボ)』は、アロンソ抜きでF1テストが行われているヘレス・サーキットは、観客席がガラ空きだと伝えている。
ヘレスの広報担当部長ラウル・ザルズエラは、「今年はいつもより25から30パーセント報道陣が多く来ているね。みんな新車が見たいんだろう。グランプリみたいなものだね」と語った。
しかし、「アロンソがいないことで、地元の関心は薄れている」と認め次のように語った。
「いくらスペインが財政危機の最中とはいっても、10ユーロ(約1,260円)で丸1日いられるのにね」