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ニュルブルクリンクでのF1レース開催が決定

2013年02月01日(金)11:04 am

ニュルブルクリンクの主催者とF1最高責任者バーニー・エクレストンが、2013年F1ドイツGPを予定通り7月に開催することで合意した。

ドイツの新聞『Allgemeine Zeitung(アルゲマイネ・ツァイトゥング)』と『Rhein Zeitung(ライン・ツァイトゥング)』の2紙が報じた。ドイツGPをめぐっては、ニュルブルクリンクが財政難に陥っていることから話し合いが断続的に続いていた。

今回の報道の数時間前には、ニュルブルクリンクの将来はまだはっきりしないとエクレストンが認めたことを、サーキットのあるラインラント・プファルツ州の広報担当モニカ・フアが伝えていた。

「ちょっとごたごたしている」というエクレストンの言葉を『Daily Mail(デイリー・メール)』が伝えている。「現時点では、レースができるかと思えばだめになりの繰り返しだ。だが、片を付けようと全力を尽くしている」

『SID通信』は、7月にニュルブルクリンクでレースが行われるのは確実だが、その名称が「ドイツGPになるかヨーロッパGPになるかは、はっきりしていない」と伝えている。

「ちょっと政治絡みなんだ」とエクレストンは説明している。「ドイツグランプリ」の名称をめぐっては、ニュルブルクリンクとつながりのあるAvD(ドイツ自動車クラブ)と、ホッケンハイムリンクとつながりのあるADAC(全ドイツ自動車クラブ)の間に、権利の問題があるためだ。

ADACがニュルブルクリンクでのレース開催に主催者として立候補したと伝える記事まで出ている。

「異なる政治的なグループがお互いに争っているせいで、ちょっとごたごたしている」とエクレストンは話している。

『SID通信』によると、31日(木)に記者会見が開かれ、ニュルブルクリンクで7月7日(日)にF1レースが開催されることが発表になるという。

『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙は、「州政府の情報筋」がメディアの報道内容を認めたと伝えている。

「地域にとっていいニュースだ」と州政府広報のフアは述べている。

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